段階解説ページ(仮)

詳しい内容は全て知識編に記述してありますがやり始めの人向けに順次まとめていきます。
テキスト主体で申し訳ないですが根気よく目を通してください。
なお、アーケード対戦を対象としているので全ての項目についてアルフレッドは除外します。


・最初に

RB2では全ての技のコマンドが簡略化されていることがありごく一部を除きコンボは難しくありません。
通常技をキャンセルして必殺技という流れもヒット硬直の大きさ、コンビネーションの存在により簡単です。
高度な反射神経や入力テクニックもそこまで必要ではありません(もちろんあるに越したことはありませんが)。
そのため練習・経験を積み知識を得れば誰でも強くなれます。
始めは気負いせずに好きなキャラクターを選んで動かしてみることをお勧めします。

反対に、どんなにプレイヤーとして優れていても知識が不足していると簡単に分からん殺しされるでしょう。
対戦が高度になれば勝つためには自分のキャラだけでなく相手のキャラ、そしてシステムの情報が欠かせません。
分からないことがあったとき、壁にぶつかった時に自他のキャラ、システムを見てみるといいでしょう。

当サイト含め公開されている対戦動画は、見た目が比較的地味で見栄えしないという難点があります。
(見せるように意識したものが成功しても他のゲームに比べると普通に見えます)
どのような駆け引きが行われているのか理解するには相応のレベルが必要になるでしょう。
反対に駆け引きが理解できるようになったならそれなりの実力が付いたという証明にもなります。

収得しえた情報は全て公開していますが、始めから全てのトピックを読むのも理解するのも大変だと思います。
ここで順を追って説明していきたいと思いますので参考にしていただけると幸いです。


基礎

 ・ジャンプについて
RB2をやり始めて最初に他の格闘ゲームとの違いを感じるのはジャンプでしょう。
このゲームではジャンプする前、ジャンプの着地後にそれぞれ数フレームの長い硬直があります。
前者はジャンプ移行、後者は着地硬直と呼ばれています。
そのためジャンプしようとして相手の攻撃を食らったり、ジャンプ攻撃をはずした後に足払いを食らう場面が多いと思います。
ジャンプ入力をした瞬間から投げ無敵ではありませんので、投げを一点読みしてもジャンプでかわせないことがあります。
ジャンプ攻撃を深めに当てればガードされても有利なので反撃は受けないのですが、
少しでも浅めに当てた後は地上の攻撃を出す前に投げなど発生の早い技、無敵技で割り込まれることがあります。
また、ジャンプすかし下段技、ジャンプすかし投げ、詐欺とびといったテクニックは使えません。
他のゲームと同じ感覚でジャンプを繰り返すのは反撃の的です。
とはいっても2D格闘ゲームである以上ジャンプ攻撃は非常に大きなメリットを持っています。
対戦が進んで行けば当たり前になっていきますのでとりあえず頭の片隅に置いておきましょう。
相手に対応されないうちは強気に攻め、コンボの練習をし大ダメージのチャンスを掴みましょう。


 ・投げについて
RB2では起き上がりや攻撃ガード後・ヒット後のリバーサル後にかなり長めの投げ無効時間が存在します。
そのためいわゆる「当て投げ」はできません。
投げ間合の狭さ、ダメージの低さとあいまって投げは有効性が低いです。
ただし、全ての通常投げとその場投げ必殺技は0フレームで発生します。
そのために少しの隙間でも投げられてしまいますし、また、投げスカりモーションがありません。
間合いがやや広く、投げ無効時間の短い投げ必殺技を持っている相手もいて、こちらはさらに注意が必要です。
攻めながらの投げは難しいこと、反対に守りながらの投げは強力であること。
やや強めの投げ必殺技があることを覚えておきましょう。


 ・相手を見る
これはRB2に限らず言えることです。
「相手の動きをよく見ましょう」という表現ではなく、文字通り相手キャラ(対象)に眼の焦点を合わせるという意味です。
ある程度やりこむと自分のキャラクターの位置、技の長さと言うのは体が自然と覚えます。
移動の距離や早さも覚えるので焦点を合わせなくても、極端に言えば視野に入っていなくても間合いが分かるようになります。
「相手を見る」を無意識なり習慣付けるなりしたことがない人は、自キャラに焦点が合っていたり、相手と自分のキャラの間で焦点が動いていることがあります。
この習慣を癖が付くまで意識的に行っていくと、そのうち意識しなくても相手を見れるようになります。
メリットとして相手の動きさえ見ればいいので集中力が高まりますし反応速度も早くなります。
普段は眼に見えない当たり判定を知らなくても(当サイトでは公開していますが)、体が覚えることができるのです。
具体的には、この間合いなら当たらないからガードは要らない、この間合いだとあの技しか届かないから飛び込めるといったことですね。
より高度になると相手の足元(腰から爪先まで)を見て攻撃、行動を判断できます。
わずかなモーションでどういう行動なのか、出だしで判断できますので対応が早くなります。
相手が動きたいのか(ガード中の屈伸動作など)、その後どういう動きをするのかの予想材料にもなりえます。
知らない・具体的に教わることは少ないですが一つのベーステクニックとして使ってみてください。


プレイヤーのレベル分け

ここではプレイヤーのレベルにより便宜上初心者〜上級者の4段階に分け、主要な課題を挙げました。


 初心者
プレイ初期の人。
餓狼伝説シリーズ、特にリアルバウトシリーズをプレイしたことがない人。

使用キャラの
・コンビネーションを把握しよう。
・超必殺技・潜在能力を含む全ての必殺技を入力できるようにしよう。
・必殺技を絡めた基本的なコンボ(近Cキャンセル必殺技など)をできるようにしよう。

スウェーシステムに慣れよう(スウェーに送られたら上ガード、程度の意識でかまいません)。


 初級者
基本的なコンボができる人。

有効なコンビネーションを絡めたコンボができるようにしよう。
相手のコンビネーションや特殊技、必殺技の中で下ガード不能のものを把握しよう。
避け攻撃の性能を理解し使おう。
簡単なブレイクショットを使えるようにしよう。
確定反撃を覚えよう。
システムの基本を理解しよう。
注意が必要な特定の攻撃への対処を学ぼう。


 中級者
避け攻撃を使いこなし、避け攻撃潰しを理解している、また避け攻撃対策ができる人。
スウェーシステムを熟知した駆け引きができる人。

避け攻撃以外の膝上無敵など部位無敵を把握しよう。
投げられ判定のない技・無敵を投げられる投げ技を把握しよう。
単発ガードからブレイクショットを出せるようにしよう。
相手のブレイクショット技に対策をしよう。
最大コンボを確実に出せるようにしよう。
システム上級知識を理解しよう。


 上級者
フレーム・判定を理解しよう。
複数キャラを使いこなそう。
着地キャンセルを使おう。
コンパネや相手キャラに応じたコンボの組み立てをしよう。
対戦相手の手癖を把握し、場面によって人対策を生かした動きをしよう。

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